サハ103−128
   下十条→浦 和 (1993.04.02廃車)

1993.02.01  大 崎  P:戸部 幸夫     


【解説】
 JR化後、首都圏の冷房化率100%を達成するため、非冷房で残っていた103系の冷改が急務となった。従来のAU75冷改では車体の補強が必要で改造経費と日数がかかるため、両者の低減を目的に車体補強の必要がない分散型クーラーによる冷房改造を検討することになり、1987(昭和62)年に同車が先行試作車として改造された。
 冷房装置は後にJR東海で採用されたC-AU711に類似したFTUR-300-102が2台搭載され、まるでJR東海車のような外観であった。 

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